クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃の仕組み
クロスサイトスクリプティングはアプリケーションを狙った攻撃の一つです。
クロスサイトスクリプティング、略してXSSと呼ばれることが多いです。
こんな感じのフォームを作って、フォームから受け取った内容を
ページに表示したい場合がありますよね。

たとえばこの中に「ほげほげ」と入力して送信すると
次のページで「ほげほげさんいらっしゃい!!」と表示される場合を
考えてみましょう。
やり方としては、フォームから受け取った内容を変数にして
その内容をアウトプットするという方法だと思います。
入力欄に書きこむときにたいていの人は普通の
文章を打ち込むと思うのですが、やろうと思えば
HTMLタグやスクリプトを書き込むことも
可能です。
フォームから受け取った内容を表示する前に
チェックをかけておかないと、HTMLタグやスクリプトもそのまま
表示されてしまいます。
たとえば
<a href="http://xxx.○○○/dangersite.php">オススメサイト</a>へ
と打ち込んでみましょう。
すると下の絵のような感じで出力されます。

そのままリンクとしてクリック出来るようになっています。
これを利用して、
ウィルスをばらまいているような危険なサイトへ
誘導するページが作られてしまいます。
http://xxx.○○○/dangersite.phpがデンジャラスなページだった場合、
ホームページに遊びにきたお客さんが気付かずにこのリンクを踏んでしまうと…。
クロスサイトスクリプティングはその名前のとおり、
スクリプトを使って、脆弱性のあるサイトを踏み台にして攻撃する方法なんですね。
次はその対策法を解説します。
今週中あたりには出来上がる予定ですので
楽しみに待っていてくださいね!!
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